4年間通ったカリフォルニアへの旅が、MILESTONE COFFEEの原点。
MILESTONE COFFEEを始めるきっかけになった旅、それが４年間通ったカリフォルニアでした。
この旅の中で、コーヒーに出会い、街の空気に触れながら、「こんなお店があったらいいな」と思ったことが、今のお店づくりに少しずつ形になっています。
今回から数回に、そんな旅の記憶を振り返ってみたいと思います。
すこし前の話ですが、今も大切にしている感覚が詰まっています。
サーフィンから始まったカリフォルニアトリップ
最初にカリフォルニアを訪れたのは、サーフィンのコンテストに参加するためでした。
「MSA Classic Invitational」は毎年９月にマリブビーチで開催されるこの大会には、世界中からサーファーが集まり、年齢別で競い合います。
サーフィンをしていれば誰もが知っているような歴代チャンピオンや、現地のローカルヒーローたちが集まる夢のようなイベント。
僕のヒートでは、マリブのローカルヒーローであるチャド・マーシャル、ワールドチャンピオンのハーレーイングルビー、デウス、トーマスサーフボードのシェイパー、トーマス・ベクソンと対戦することになりました。
結果はあっけなく負けてしまったのですが、そこから始まったサーフトリップこそが、僕の人生を変える大きなきっかけとなりました。
その舞台に経てたこと、同じ時間を共有できたことは一生の宝物ですね。
カリフォルニアでの旅と、運命の一杯
大会のあと、カリフォルニア沿岸を北上、南下しながら、サーフィンと旅の日々が続きました。
その中でふと立ち寄った小さなコーヒーショップが大きな影響を与えることになります。
静かな店内、やわらかい朝の日差し、店主がハンドドリップで丁寧に淹れてくれた一杯のコーヒー。
ただ美味しいだけでなく、「この空間にまた戻ってきたい」と思える、不思議な心地よさがそこにはありました。
旅は、人生を変える
こうして振り返ってみると、MILESTONE COFFEEは、まさに旅から始まったコーヒーショップです。
旅先で感じた感覚や、出会った人たち、そして忘れられない一杯が、今も僕の焙煎や接客の根底にあります。
次回から何回かに分け、旅の途中で出会った、印象的なコーヒーショップやカルチャーショップ、旅の思い出を、少しずつ綴っていきたいと思います。
今後、カリフォルニアにトリップを予定している方の参考になれば、と思います。次回はマリブ～サンタバーバラまでを記事にします。
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